満潮になれば、手前にある看板はほぼ海中に没する。当然、大鳥居に近づくことはできない。
満潮になれば、ライトアップされた社殿が見事にその姿を海面に浮かべる。そんなふうに訪れた季節、訪れた時間によって表情を変える厳島神社は、やはり特別なな場所だと思う。私が何度もこの島を訪れるのも、むろんそのためである。
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撮影機種:OLYMPUS E-3 f/4 1/320 ISO100 絞り優先AE
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数多くの観光客が大鳥居の下に集まっている。
もうしばらくすると大鳥居のライトアップが始まるのだが、この日も撮影を断念して帰宅することにした。フェリーから眺める夕日が好きなのである。そのためにはそろそろこの場所を後にして、桟橋へ向かわなければならない。私は袖をまくって時計を見た。17時10分、そろそろ陽が落ちる。
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撮影機種:OLYMPUS E-3 f/5.6 1/100 ISO100 絞り優先AE
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こうして見ると厳島神社の大鳥居が巨大さがよくわかる。
ちなみに大鳥居は地中に埋まっているわけではない。ただ砂浜の上に置いてあるのである。重量は60トン程度だと聞いたことがある。鳥居の天井にあたる笠木の部分には石や砂がぎっしりと詰められているらしい。
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撮影機種:OLYMPUS E-3 f/4 1/100 ISO100 EV -0.7 絞り優先AE
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最後の1枚を写し終えて、私はその場を立ち去った。
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撮影機種:OLYMPUS E-3 f/4 1/100 ISO100 EV -0.7 絞り優先AE
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戻る おわり
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